横浜市神奈川区羽沢南 盗聴器発見と調査事例

2024年11月、横浜市神奈川区羽沢南にあるとある一戸建ての自宅での出来事です。ご相談をいただいたのは、その日の夕方。相談者の方は電話口で少し慌てた様子で、早口にまくしたてるように話されていました。友人しか知らないはずの話題を、なぜか第三者が口にしたことに不安を感じ、約1ヶ月前から違和感を抱いていたとのことでした。現場に到着してすぐに調査を始め、1時間弱で盗聴器の発見に至りました。場所は自宅の中央コンソールの内部。意外な場所かもしれませんが、今回見つかったのはUSB充電器型の盗聴器でした。USB充電器型は非常に巧妙で、見つかりにくいタイプの盗聴器としてよく知られています。このUSB充電器型盗聴器は、実際にはよく使われる電源コンセントの近くや、家具の裏側、中央コンソール内部、さらには机の引き出しの中や充電器を差し込む形で仕込まれることが多いです。特に自宅や車内など、普段から何気なく利用する電源周辺に紛れ込ませるケースが多く、そのため発見が難しいのが特徴です。盗聴器を仕込む人物の意図はさまざまですが、USB充電器型の場合、ターゲットの日常生活を長時間密かに監視したい場合に選ばれやすいです。例えば、同居人や近しい関係者による情報収集、あるいはストーカー被害の一環として使われることもあります。非常に小型で目立たず、充電器としての機能も果たすため、気づかれにくい点が悪用される理由の一つです。仕込まれる経緯としては、ターゲットが普段使う身近な場所に忍び込み、充電器を持ち込んで差し替えるパターンが多いです。例えば、リビングのコンセントやデスク周りの電源タップにこっそり差し込むことで、日常の会話や動きを録音できる状態にします。調査の際には、こうした普段使わない場所の電源や配線も念入りにチェックすることがとても重要です。今回も中央コンソールの内部という意外な場所で見つかったため、普段から使わない電源周りの確認が被害の予防に繋がると改めて感じました。発見後、相談者の方は落ち着いた様子で警察に通報されました。慌てず冷静に対応されたことが印象的で、今後のトラブルを防ぐためにも正しい対応と言えます。盗聴器発見の後は、すぐに電源を切る、設置場所を変える、さらには専門家による再調査を行うなどの対策が効果的です。今回の調査にかかった料金は21,000円でしたが、調査内容や時期によって料金は変動するため、あくまでも今回の見積もり金額という形でご案内しています。盗聴被害の疑いがある場合は、早めの相談が被害拡大を防ぐ鍵となりますので、気になることがあれば遠慮なくご連絡ください。盗聴器は日常の中に潜む見えない危険ですが、プロの目でしっかりと調査を行うことで安心を取り戻せます。今回の事例が少しでも皆様の参考になれば幸いです。普段の生活で使わない電源や配線をチェックし、違和感を感じたら専門家に相談することをおすすめします。