横浜市旭区西川島町 盗聴器発見と調査事例

「もしもし、あの…ちょっと相談があるんですけど、あの、周りに人がいるので、あまり大きな声では言えないんですが…」と、横浜市旭区西川島町にお住まいの女性から、緊張した様子でお電話をいただきました。内容は「配偶者が自分との会話を録音しているかもしれないので、盗聴器が仕掛けられていないか調べてほしい」というものでした。異変を感じたのは約１週間前からで、普段あまり使わない部屋の電話機の受話器部分に不安を抱えているとのことでした。お電話をいただいてから約１時間弱で現地に到着。現場の状況を確認し、さっそく調査を開始しました。普段使わない部屋の電話機の受話器部分を細かくチェックすると、わずか10分ほどでデジタル式の盗聴器を発見しました。デジタル式盗聴器は近年、性能が向上し、小型で発見が難しいタイプが増えているため注意が必要です。よくデジタル式盗聴器が見つかる場所としては、電話機の受話器やコードの中、電源コンセントの近く、家具の隙間や装飾品の裏側などが挙げられます。今回のケースでも、電話機の受話器部分に巧妙に仕込まれていました。こうした盗聴器を仕掛ける人の動機はさまざまですが、配偶者間のトラブルでは、会話内容を録音して不利な状況を作ろうとするケースが多く見られます。仕込みの経緯としては、目立たない場所に小型の装置を隠し、電波や音声を外部に送信する方法が一般的です。特に電話機の受話器部分は音声が直接伝わるため、盗聴器を設置するには絶好のポイントと言えます。今回の発見でお客様は激怒し、「こんなことをされるなんて許せない！」と怒号を上げるほどでした。盗聴被害が発覚した後、再被害を防ぐためにはまず不審な配線やコードが床や壁に這っていないかを確認することが大切です。知らないうちに増設されているコードや、怪しい機器の存在が盗聴器の痕跡となることが多いため、定期的なチェックをおすすめします。また、盗聴器や盗撮器は年々小型化・高性能化しているため、専門家による定期的な調査も効果的です。今回の調査にかかった料金は29,000円でしたが、調査の内容や時期によって変動するため、お見積もりはその都度ご相談いただく形になります。万が一、盗聴器や怪しい機器を見つけた場合は、無理に自分で取り外そうとせず、専門業者に相談することが安全です。私たちはこれからもお客様の安心を守るため、迅速かつ丁寧な調査を心掛けてまいります。もし「最近、周囲の様子が変だな」「会話が漏れているかもしれない」と感じたら、遠慮なくご連絡ください。お話の内容は周囲に聞かれることなく、秘密厳守で対応いたします。今回の事例が、同じような不安を抱える方々の参考になれば幸いです。