京都市伏見区下鳥羽渡瀬町 盗聴器発見と調査事例

2025年3月、京都市伏見区下鳥羽渡瀬町にお住まいの方から、同居人が家を出て行ってから部屋の中で物音がするとのご相談をいただきました。電話口では声を潜め、緊張と不安が伝わってくる様子でした。約一時間で現地に到着し、ご自宅のテレビの裏側を中心に調査を開始しました。調査のきっかけは、約一週間前から感じ始めた違和感でした。普段は気にしない音が、同居人がいなくなってから特に気になるとのことでした。こうした心理的な不安は、盗聴や盗撮の疑いを持つ場合によくあるケースです。実際に調査を進める中で、テレビ周辺の配線を注意深く確認した結果、LANケーブル中継型の盗聴器を発見しました。LANケーブル中継型の盗聴器は、その特性上、通信機器の配線に紛れ込みやすいため、発見が難しいことが多いです。特にテレビの裏側やルーター周辺、インターネット接続機器の近くに仕込まれることが多い傾向にあります。LANケーブルを介して音声や映像を送信するため、目立たず違和感のない形で設置されていることが特徴です。このような盗聴器を仕込むケースとして考えられるのは、同居人や身近な人物によるプライバシー侵害が一般的です。特にトラブルや感情的なもつれから、意図的に盗聴器を設置する場合があります。設置の経緯としては、通信配線の隙間を利用し、目立たない場所にケーブル中継器を接続する形がほとんどです。外見上は通常のLANケーブルの延長や中継として見えるため、発見が遅れることが多いのです。今回の調査では、発見までに約2時間弱を要しました。細部まで目視で確認を行い、特にプライベート空間である部屋やトイレ、脱衣所の隅々まで調べることが重要です。盗聴器はこうした場所に隠されることが多く、見落としがないように注意深く点検することが再被害防止には不可欠です。発見後、依頼者様は大きな自己嫌悪を感じておられ、深く落ち込む様子が見受けられました。自宅という最も安心すべき場所でのプライバシー侵害は精神的なダメージも大きく、当社としても真摯に対応させていただきました。今回の調査対応料金は20,000円となりましたが、調査内容や時期によって金額は変動いたします。お見積もりは都度ご相談のうえでご案内しておりますので、ご安心ください。当社では今回のようにLANケーブル中継型の盗聴器をはじめ、さまざまな仕込み方に対応した調査を行っております。違和感を感じた際には早めのご相談が重要です。調査の際は、疑わしい箇所を徹底的に調べ、再発防止のためのアドバイスも行っております。安心してお住まいいただくために、お困りの際はぜひご連絡ください。