京都市山科区小野御霊町 盗聴器発見と調査事例

「なんでこんなことするんですか…？同居人が出て行ってから、夜中に物音がして気が休まらなくて…」そう怒り混じりの口調で電話がかかってきたのは、2024年12月の京都市山科区小野御霊町にある社宅からでした。相談者の方は、同居人が引っ越してから数日経った頃から異変に気づき、特にここ2日間、夜遅くに部屋の中から何かが動くような音が聞こえるというのです。誰かに監視でもされているのではと不安でたまらず、深夜にもかかわらずすぐに調査に伺うことになりました。現場に到着したのは連絡をいただいたその日の深夜。社宅の部屋を隅々まで見て回りましたが、特に目立つ異常はありませんでした。ところが、ベッドサイドのぬいぐるみの中に手を入れた瞬間、違和感を覚えました。押し込まれていたボックス型の盗聴器が15分ほどの捜索で見つかったのです。盗聴器は決して小型とは言えませんが、ぬいぐるみの中に巧妙に隠されているため、普段の生活ではまず気づかない場所でした。ボックス型盗聴器は当社の調査でもよく見つかるタイプの一つで、ぬいぐるみのほかには家具の裏側や家電の隙間、クローゼットの奥や電源タップ周辺など、日常的に使われるけれど目が届きにくい場所に仕込まれていることが多いです。こうした盗聴器を設置するケースとしては、同居人や元同居人が恨みを持って仕込む場合や、何らかのトラブルで監視目的で設置される場合が考えられます。特にボックス型は電源や配線を接続して動作させることが多いため、設置者は普段あまり使わない場所の電源を利用したり、家具の裏側に配線を隠して巧妙に仕込むことが多いのです。盗聴器の発見後、相談者の方はまず呆然とされた様子でしたが、その後「家の中を全部見て回らないと…」と再度家探しを始める姿が印象的でした。盗聴器は一つだけとは限らないため、調査後も不安が残るのも無理はありません。今回の調査を通してお伝えしたいのは、再被害を防ぐために自分でもチェックしてほしいポイントです。特に普段使わない電源や配線がある場所、家具の裏やクローゼットの奥、ぬいぐるみなどの布製品の中などを注意深く確認してみてください。もし見慣れない配線や機器があれば専門業者に相談することをおすすめします。今回の調査対応料金は20,000円となりましたが、調査の内容や時期によって費用は変動いたしますので、あくまでも今回の見積もり金額としてご理解ください。盗聴調査は一刻も早く対応することで被害の拡大を防げることが多いため、不安を感じたらすぐに相談いただければと思います。盗聴器の発見は誰にとってもショックな体験ですし、身近な人による仕込みであればなおさら心の負担が大きいでしょう。当社ではお客様のプライバシーを守り、安心して暮らせる環境づくりをサポートしています。今回のように深夜でも迅速に対応可能ですので、もし異変を感じた際は迷わずご連絡ください。安心できる毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。