京都市北区紫野東御所田町 盗聴器発見と調査事例

「もしもし、ちょっと急いでお願いしたいんですけど…同居人が出てってから、ここ２日ほど夜中に物音がして怖くて…」電話の声はどこか焦り気味で、少し震えていました。京都市北区紫野東御所田町にお住まいの方からの相談です。調査スタッフはすぐに向かい、連絡から到着までに小一時間ほどかかりました。お話を詳しく聞くと、その方は同居人が引っ越してからというもの、部屋の中で何かが動いているような音が気になり、落ち着かなくなったとのこと。普段は気づかない音が急に気になりだした２日前から、不安が募り、盗聴や盗撮の可能性を疑ったそうです。マンションの部屋全体を調査しましたが、わずか10分ほどで原因が判明しました。調査の結果、ぬいぐるみの中に小さなボックス型の盗聴器が仕込まれていたのです。ボックス型盗聴器とは、小型の録音・送信機能が内蔵されているケース型のもので、電池や回路が収納されている形状が特徴です。こうしたタイプは、ぬいぐるみのような生活用品の中に紛れ込ませやすく、気づきにくいのが厄介なところです。このボックス型盗聴器は、スピーカーやインターホン、電話機の周辺に不自然な配線がないかを調べる際にもよく見つかることが多いです。盗聴器を仕込む人の狙いはさまざまで、近年は同居人や元交際相手など、身近な人物がプライバシーを侵害しようとするケースが増えています。特に、部屋に入りやすい環境や、普段触られにくい場所に忍ばせることが多いため、ぬいぐるみのように誰もが気軽に触ったり置いたりする品物は、狙われやすいポイントです。盗聴器が仕込まれる経緯としては、まず部屋に何らかの理由で侵入してから、目立たない場所に設置するパターンが一般的です。ぬいぐるみの中に隠す場合は、布地の一部をこっそり開いて盗聴器を入れ、再度縫い合わせるなど、細工が施されていることもあります。今回のケースでは、持ち主が気づかないうちに置かれていた可能性が高いと考えられました。盗聴器発見後、お客さまは涙声で感謝の言葉を何度も繰り返されました。「こんなに早く見つけてもらえるなんて、本当に助かりました。もう二度とこんなことがないようにしたいです」と話され、不安だった気持ちが少し和らいだ様子でした。再発防止のためにチェックすべきポイントとしては、まずスピーカーやインターホン、電話機の近くに不自然な配線や新たに取り付けられたような機器がないかを定期的に確認することが大切です。また、家具や家電の裏側、ぬいぐるみや装飾品の中など、普段あまり触らないアイテムも注意深くチェックしましょう。盗聴器は小型化が進んでいるため、異変に気づくためには日頃からの観察が欠かせません。今回の調査にかかった料金は30,000円でしたが、調査内容や時期によって変動する可能性がありますので、あくまで今回の見積もり金額としてご参考にしてください。私たちはお客様のプライバシーを守るため、迅速かつ丁寧な対応を心がけています。もし似たような不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの安心のために全力でサポートいたします。