京都市北区北野紅梅町 盗聴器発見と調査事例

2025年3月、京都市北区北野紅梅町にある新築マンションでの調査事例をご紹介します。今回のご依頼は、購入されたばかりのマンションに以前の住人が盗聴器を残していないか不安があるというものでした。数日前から何となく部屋の中に異変を感じていたそうで、落ち着こうと努めながらも心配が募り、当社にご連絡をいただきました。ご連絡後、約3時間で現地に到着し、調査を開始しました。調査の主な対象は天井裏。デジタル式盗聴器は電波を使って情報を送信するため、通常の音声盗聴器よりも小型で見つけにくく、特に天井や壁の隙間、照明の裏側などに仕込まれていることが多いのが特徴です。今回も、天井裏の隅々まで慎重に目視と専用機器を使った検査を行い、約45分後にデジタル式盗聴器を発見しました。デジタル式盗聴器は、一般的に天井裏や壁の中、エアコンの吹き出し口付近、照明器具の中、さらには家具の内部に隠されるケースが多く見られます。特にマンションのような集合住宅では、隣接する部屋や共用部分からの盗聴を狙って仕込まれることもあります。今回のケースでは、前の住人が何らかの理由でプライバシーを侵害する意図で設置した可能性が考えられます。盗聴器を仕込む目的は様々ですが、代表的なケースとしては、ストーカー行為や個人情報の不正収集、あるいはトラブル時の証拠集めなどが挙げられます。中には、賃貸物件の前住人が何らかのトラブルを抱えていたため、念のために設置したということもありますが、いずれにしてもプライバシーを侵害する行為であることに変わりはありません。発見後、依頼主は激怒されて怒号を上げるほどの強い反応を示されました。ご自身の生活空間に知らぬ間に盗聴器が仕掛けられていたことに対するショックは計り知れません。そのため、再発を防ぐためにも、部屋全体はもちろんのこと、トイレや脱衣所などプライベート空間の隅々まで目視での確認をおすすめしています。これらの場所は意外と盲点となりやすく、盗聴器が隠されやすいポイントでもあります。今回の調査にかかった料金は8,000円でしたが、料金は調査の内容や時期によって変動するため、あくまで今回の見積もり金額としてご参考ください。盗聴器の調査は専門の知識と機材が必要なため、異変を感じたら早めにプロに相談することが大切です。早期発見が被害の拡大を防ぐ鍵となります。今回の事例のように、新居に引っ越して間もなく不安を感じた場合でも、迅速に対応できる体制を整えています。ご自身やご家族の安心した生活のためにも、少しでも違和感があればお気軽にお問い合わせください。盗聴器の発見は精神的な負担も大きいですが、当社が丁寧にサポートいたしますので、安心してご相談いただければと思います。