大阪市城東区鴫野東 盗聴器発見と調査事例

2024年10月、大阪市城東区鴫野東にあるマンションで、盗聴調査の依頼を受け対応いたしました。依頼者の方からは「浮気がバレているのではないか」という不安を抱えているとのことで、相談の電話口では恥ずかしさを隠すような控えめな口調でお話しされていました。異変を感じ始めたのは約1週間前とのことで、速やかに調査を進めるため、連絡から現地到着まで約2時間程度で現場に向かいました。

調査場所はマンション内のトランクの中で、限られた空間でしたが、慎重かつ的確に調査を実施。調査開始後約30分ほどで盗聴器を発見することができました。見つかった盗聴器は延長コード型で、これは盗聴器の中でも比較的発見されやすいタイプのひとつです。延長コード型は、見た目が普通の延長コードとほぼ変わらず設置されているため、一般の方が気づくのは困難です。

延長コード型盗聴器がよく仕込まれる場所は、電源周りや家具の裏、トランクの中や机の下、さらにはテレビ周辺など、電源を必要とする場所が多いです。電源コードに紛れているため、一見すると違和感がありません。こうした盗聴器を仕込む人物のケースとしては、交際相手の浮気調査目的や職場での情報漏洩を狙ったケース、またはストーカー行為の一環として使用されることが多いです。

今回の調査では、延長コード型盗聴器がトランクの中に隠されていたことから、被害者のプライバシーを密かに監視しようとする意図がありました。延長コード型は、電源の供給と同時に音声を送信する仕組みのため、被害者が気づきにくい一方で、電波の検知やケーブルの異常を専門機器で確認することで発見が可能です。

盗聴器発見後の依頼者の反応は、苦笑いを浮かべながらも現実逃避する様子が見られました。盗聴の事実を知ることは精神的に大きなショックを伴いますが、今回の調査で早期に発見できたことは被害拡大を防ぐ上で非常に重要でした。

再発防止のためには、盗聴器の有無だけでなく、スマート家電の不審な動作や設定変更がないかも定期的にチェックすることを強く推奨します。近年はスマートスピーカーやネットワークカメラなど、インターネットに接続される機器が増えたことで、これらを悪用した盗聴や監視も増加しています。自宅内の機器設定やアクセス履歴をこまめに確認することが、安心した生活を守るために不可欠です。

なお、今回の調査にかかった料金は23,000円となりましたが、調査内容や時期によって料金は変動するため、詳細な見積もりはご相談の際にご提示しております。盗聴の疑いを感じた場合は早めのご連絡をお願いいたします。弊社は迅速かつ的確な調査で皆様のプライバシー保護に努めております。今回の事例が、盗聴被害の早期発見と防止の参考になれば幸いです。