大阪市此花区春日出北 盗聴器発見と調査事例

2024年12月、大阪市此花区春日出北の中古マンションで、配偶者が盗聴器を仕掛けたのではないかと心配される方からご相談がありました。相談者の方は不安に震える声で電話をかけてこられ、異変を感じ始めたのは約1週間前とのことでした。すぐに現地へ向かい、連絡から到着までおよそ30分で到着。調査を開始しました。

今回、調査の焦点はPCマウスの内部でした。盗聴器は身近な家電や家具に紛れ込むことが多く、特にデジタル式盗聴器は小型で気づきにくいものが多いため、念入りに調べる必要があります。デジタル式盗聴器は、音声をデジタル信号に変換して送信するため高性能であり、よく見つかる場所としてはPC周辺機器の内部、電源タップやコンセント、照明器具の中、さらには家具の隙間や壁の裏側などが挙げられます。

今回の調査では、PCマウスの内部にデジタル式盗聴器が仕込まれているのを発見しました。これは、パソコンをよく使う生活環境を狙って設置されたもので、配偶者が疑われるケースでは、パソコン周辺に盗聴器を仕込むことで会話や作業中の内容を密かに録音・送信しようとすることが多いです。

デジタル式盗聴器が仕込まれる経緯としては、まずターゲットの生活パターンを把握し、普段からよく使う物や場所にこっそり設置します。今回のようにPCマウス内部に仕込む場合、小型で目立たず、電源の供給もUSB経由で可能なため非常に効果的です。こうした盗聴器は単独で動作するものもあれば、スマートフォンやパソコンと連携して遠隔操作されることもあります。

調査はおよそ30分ほどで完了し、盗聴器の発見を伝えたところ、相談者の方は涙目で震えながらも安堵の笑みを浮かべられていました。盗聴器が見つかった安心感とともに、今後の対策についても真剣に話し合うことができました。

再び同様の被害に遭わないためには、普段使わない場所の電源や配線をチェックすることが重要です。特にコンセントの裏側や家具の隙間、照明器具内などは見落とされがちなので注意が必要です。また、突然の電池消耗や不審な音、発熱なども盗聴器のサインとなることがありますので、日頃から意識しておくと良いでしょう。

今回の調査にかかった対応料金は17,000円となりました。ただし、料金は時期や調査内容によって変動することがありますので、詳しい見積もりはお問い合わせ時にご確認いただくことをおすすめします。

盗聴被害は非常に精神的な負担が大きい問題です。不安を感じたら早めに専門の調査会社に相談することが、被害を最小限に抑える鍵となります。今回の事例のように迅速な対応が功を奏するケースは多く、私たちもこれからも皆さまの安心を守るために全力でサポートしてまいります。