大阪市都島区都島南通 盗聴器発見と調査事例

2024年12月、ある中古マンションにお住まいのお客様からご相談がありました。同居人が家を出て行ってから、どうも物音が気になって仕方がないという内容でした。電話の向こうからは緊張のあまり声が上ずり、不安が伝わってくる様子でした。こうした不安を抱えたまま夜を過ごすのはとてもつらいことと感じ、その日の深夜に現地へ急行しました。

お客様の住まいは大阪市都島区都島南通にある中古マンション。お話を伺うと、異変を感じ始めたのは約1週間前からだそうです。人の気配や物音がするけれども同居人はもういない。そんな状況が続き、心の休まる時間がないとのことでした。実際に現場を拝見すると、物音の出所を突き止めるため、まずは部屋全体の細かいチェックを開始。盗聴器の発見でよくある場所のひとつは電灯の中。電気周りは配線や器具の影に隠れてしまうため、見落としがちなポイントです。

じっくりと調査を進めた結果、約1時間ほどで電灯の内部からデジタル式の盗聴器を見つけることができました。デジタル式盗聴器は音声をデジタル信号に変換して送信するため、従来のアナログ式よりも発見が難しいケースが多いのですが、電灯のような生活空間の機器に仕込まれることが多いのが特徴です。その他にも、エアコンの吹き出し口やコンセントの内部、家具の隙間など、生活に馴染みやすい場所に設置されやすいので、注意が必要です。

盗聴器を仕込む側の心理や背景として考えられるのは、同居人間のトラブルや個人的な恨み、あるいは第三者による嫌がらせなどさまざまです。特に同居人が出て行った後に物音が気になる場合は、プライバシーを侵害されている可能性が高いので、早めの対応が求められます。盗聴器は電源を確保しやすい家電製品の中や壁の中に隠されることが多く、設置される経緯としては「日常的に使われる設備に紛れ込ませる」ことが一般的です。これにより、侵入者が何度も来ることなく長期間にわたって情報を収集できる状態を作り出してしまいます。

発見後、お客様は涙目で震えながらもほっとした表情で笑っておられました。長く続いた不安から解放され、安心できる空間を取り戻す第一歩となったことを私たちも嬉しく思います。ただし、盗聴器が一度見つかったからといって安心はできません。再び被害を受けないためには、壁や天井のクロスの異常を常にチェックすることが重要です。具体的には剥がれや変色、浮きなど、普段と違う様子がないかを気にかけること。これらは盗聴器を隠すために壁内部を加工した跡である可能性があるからです。日常的な目視点検を心がけることで、早期発見につなげることができます。

今回の調査にかかった料金は15,000円となりました。ただし、料金は調査の内容や時期によって変動しますので、あくまで今回の見積もり金額としてご参考にしていただければと思います。物音が気になる、何かおかしいと感じたら、まずはお気軽にご相談ください。迅速に対応し、安心できる暮らしをサポートいたします。盗聴器調査は専門の知識と経験が必要ですので、自己判断せずプロにお任せいただくのが一番です。

今回の事例は中古マンションの電灯内で発見されたデジタル式盗聴器でしたが、盗聴器はさまざまな場所や形態で仕込まれることがあります。例えば、コンセントの隙間やエアコンの配管の中、家具の裏側などにも注意が必要です。侵入者は目立たず、長期間機能する場所を選びがちなので、普段から部屋の細部に目を配ることが被害防止に繋がります。

このように、盗聴の不安を感じたら、早めの調査をおすすめします。私たちの会社では、深夜の急なご依頼にも対応可能です。今回のようにお客様の安心を最優先に、丁寧に調査を行い、発見後も再発防止のアドバイスまでしっかりお伝えしています。盗聴器が見つかったときの精神的な負担は大きいですが、正しい対処で状況はきっと良くなります。ご相談はいつでもお待ちしております。