大阪市天王寺区南河堀町 盗聴器発見と調査事例

2025年3月、大阪市天王寺区南河堀町にお住まいの方から、同居人が出て行った後に普段使っていない部屋から物音が聞こえるというご相談をいただきました。電話でのやり取りは、恥ずかしさを隠そうとするような控えめな口調で、どこか不安げな様子が伝わってきました。すぐに現地へ向かい、連絡から約1時間弱で到着。調査はスムーズに進みました。

調査場所は、普段あまり使わない部屋のパソコンのマウスの内部でした。最近、何かおかしいと感じてから数日が経っていたそうで、現場に着いてから10分ほどでデジタル式の盗聴器を発見することができました。デジタル式盗聴器は、近年よく見つかるタイプで、小型で目立ちにくく、音声を高音質で送信できるのが特徴です。特にパソコン周りや電話機、電源タップの中など電子機器の内部に仕込まれているケースが多く、取り扱いに注意が必要です。

盗聴器を仕込む人の意図は様々ですが、同居人や近しい人間が、被害者のプライバシーを監視したいという心理が背景にあることが多いです。今回のケースでも、元同居人が退去した後の動向や会話を探ろうとした可能性が考えられます。盗聴器の設置方法としては、まずターゲットとなる部屋や持ち物を事前に調査し、普段使う電子機器の内部や隠れやすい場所にこっそりと取り付けることが一般的です。特にパソコンのマウス内部は、外見上は違和感がなく、コードや電源を通して使用できるため、盗聴器を隠すのに適しています。

発見後、お客様は驚きと安堵が入り混じった様子で、涙声で感謝の言葉を述べられました。こうした感情のこもった反応は、盗聴という侵害行為の深刻さを物語っており、私たちも心からお力になれたことに安堵しました。

再発防止のためには、盗聴器の有無を定期的にチェックすることはもちろん、室内に設置されている監視カメラの設置位置や管理状況もきちんと確認することが重要です。監視カメラが適切に管理されていない場合、逆にプライバシー侵害のリスクが高まることもあります。防犯意識を高め、信頼できる管理体制を整えることが、安心できる生活環境を作る第一歩と言えるでしょう。

今回の調査にかかった料金は28,000円となりましたが、料金は時期や調査内容によって変動しますので、あくまで今回の見積もり金額として参考にしてください。盗聴被害は誰にでも起こり得る問題です。少しでも異変を感じたら、早めに専門家に相談することをおすすめします。私たちはお客様の安全と安心を守るため、迅速かつ丁寧な調査を心がけています。安心して日常を過ごせるよう、これからも全力でサポートしてまいります。