目黒区下目黒 盗聴器発見と調査事例

2024年6月、目黒区下目黒にある購入して間もないマンションにお住まいのお客様から、切羽詰まった口調でご相談のお電話をいただきました。相談内容は、テレビの盗聴特集を見てから急に不安を感じ、実際に自宅に盗聴器が仕込まれていないか調査してほしいというものでした。異変を感じ始めたのは約1ヶ月前とのこと。ご連絡をいただいた当日の夕方には現地に到着し、調査を開始しました。

今回の調査場所で特に注意を払ったのは、ぬいぐるみの中です。盗聴器の中でもボックス型盗聴器は、ぬいぐるみや家具の隙間、電化製品の裏側など、比較的目につきにくい場所に仕込まれることが多く、今回もその可能性を念頭に置いて細かくチェックしました。ボックス型盗聴器は、外見が箱状でコードやバッテリーが内蔵されているため、ぬいぐるみの中に入れられていても違和感が出にくいという特徴があります。

調査にかかった時間は約1時間ほどで、無事にボックス型盗聴器を発見することができました。お客様は発見後も淡々とメモを取り始める様子で、冷静に対応されていたのが印象的でした。ボックス型盗聴器がよく見つかる場所としては、ぬいぐるみの他に、壁掛け時計の裏側や電源タップ周辺、クッションの中などが挙げられます。これらの場所は一見しても盗聴器があるとは気づきにくいため、プロの調査が重要となるのです。

このタイプの盗聴器を仕込むケースとしては、元々の居住者や不審な来訪者によるもの、あるいはマンションの管理関係者が関与している可能性も否定できません。特に購入直後のマンションであれば、引き渡し前の段階で何らかの意図を持って設置された可能性もあります。盗聴器が設置される経緯としては、ターゲットの生活リズムや会話内容を盗み聞くために、長期間気づかれずに稼働できる場所に仕込むことが一般的です。

今回の調査料金は16,000円となりましたが、盗聴調査の料金は時期や調査内容によって変動するため、あくまで今回の見積もり金額としてご理解いただければと思います。調査の際には、隅々までしっかりとチェックすることが重要で、料金だけでなく調査の質にも注目していただきたいところです。

また、再び盗聴被害に遭わないためには、室内に設置されている監視カメラの設置位置や管理状況をきちんと確認することが大切です。監視カメラの死角が多かったり、管理がずさんだと、盗聴器の設置を見逃してしまうリスクが高まります。監視カメラの映像がしっかりと保存されているか、アクセス権限が適切に管理されているかも併せてチェックすることをおすすめします。

今回のように、テレビの特集を見て不安を感じたり、身の回りに怪しい気配を感じた時は、早めに専門の調査会社に相談することが何よりも安心につながります。盗聴器は目に見えないだけに、不安を抱えたまま日々を過ごすのは精神的にも負担が大きいものです。私たちは迅速かつ丁寧な調査を心がけておりますので、もし不安なことがあればお気軽にご連絡ください。

今回の調査では、ぬいぐるみの中に仕込まれたボックス型盗聴器を発見し、無事に除去できたことでお客様も一安心された様子でした。これからも安心して暮らせる環境づくりのために、私たちは日々努力を続けてまいります。盗聴器の調査や発見は専門知識が必要なため、自己判断せずプロに任せることがトラブル回避の第一歩です。皆さまの安全とプライバシーを守るため、どんな些細なことでもご相談をお待ちしております。