港区白金 盗聴器発見と調査事例

先日、港区白金のご自宅にてデジタル式盗聴器が見つかるという事例がありました。今回のケースは、よくある盗聴器発見のパターンに沿ったもので、盗聴器の仕込み場所としては特に注目されるモバイルバッテリーの内部からの発見でした。デジタル式盗聴器は小型化が進んでいるため、身近な電子機器に巧妙に隠されることが多く、モバイルバッテリーや壁のコンセント、テレビの裏側など、普段あまり疑わない場所に仕込まれることがよくあります。今回のご相談は、ネットで盗聴に関する特集を見て不安になったということで、切羽詰まった口調でのお問い合わせでした。異変を感じ始めたのは2日前からとのことで、何となく自宅の2階で電波の違和感や音声の乱れを感じていたそうです。私たちはその日の夜に現地へ到着し、調査を開始。モバイルバッテリーの内部を慎重に調べた結果、約1時間弱でデジタル式盗聴器を発見しました。デジタル式盗聴器は音声をデジタル信号に変換し、高音質で盗聴できるため、盗聴目的でよく使われています。しかも、従来のアナログ式と比べて電波の検知が難しく、見つけにくいのが特徴です。盗聴器を仕込む人の動機としては、個人的なトラブルやストーカー行為、さらには企業間の情報戦といったケースが考えられます。特に家庭内での盗聴は、親しい間柄だからこそ疑いにくく、発見が遅れる傾向があります。盗聴器を仕込む経緯はさまざまですが、目立たない電子機器の中に紛れ込ませるパターンが最も多いです。今回のようにモバイルバッテリーの内部に忍ばせるケースは珍しくありません。見た目は普通のバッテリーですが、中には盗聴用のマイクと送信機が組み込まれており、使用者の気付かないうちに音声が外部に送信されてしまうのです。盗聴器発見後、依頼者は深いため息をつきながら「まさか自分の家に盗聴器があるとは思わなかった」と話していました。被害のショックや今後の不安が伝わってきましたが、私たちは安心してもらえるよう、盗聴器の撤去と今後の予防策についてもアドバイスを行いました。特に再発を防ぐために重要なのは、普段は使わない場所の電源や配線を定期的にチェックすることです。盗聴器は電源が必要なため、誰も使わないはずのコンセントや配線が不自然に設置されていないかを確認するのがポイントです。また、電子機器の中身を無闇に開けるのは避けつつ、異常がないか注意深く観察することが大切です。今回の調査対応料金は27,000円で、内容や時期によって変動することもありますので、あくまで今回の見積もり金額として参考にしていただければと思います。盗聴器の発見は専門的な知識と経験が必要なため、疑いを感じたらすぐにプロに相談するのが一番です。盗聴器が見つかる事例は決して他人事ではありません。私たちはこれからもお客様の安心を守るため、迅速かつ丁寧な調査を心掛けてまいります。もしご自宅やオフィスで不審な電波や音声が気になる場合は、遠慮なくご相談ください。今回のように、早めの対応が被害を最小限に抑える鍵となります。