港区新橋 盗聴器発見と調査事例

テレビの盗聴特集を見てからというもの、急に不安が募ったというお客様からのご相談がありました。場所は港区新橋の自宅、２階のパソコン周辺に何か盗聴器が仕込まれているのではないかと感じてのご連絡でした。お電話はどこか諦め半分の口調で、「もし本当に盗聴されていたらどうしよう」といったご心配が伝わってきました。ご連絡いただいてから約3時間後に現場に到着し、調査を開始。異変を感じたのは1週間ほど前とのことで、実際の調査は30分ほどで完了しました。結果、パソコン周辺のコンセントに忍ばせてあったコンセント型の盗聴器が見つかりました。コンセント型盗聴器は、実は盗聴器の中でも比較的多く発見されるタイプです。見つかりやすい場所としては、パソコン周辺の電源コンセントはもちろん、テレビやルーターの近く、さらにはリビングの電源タップなども注意が必要です。こうした場所は電源が必要なデバイスが集まるため、盗聴器を仕込む側からすると自然な設置ポイントになりやすいのです。では、なぜコンセント型盗聴器がよく使われるのかというと、外見が普通の電源プラグに似ているため気づかれにくいことが大きな理由です。さらに、電源から直接電力を得るため電池切れの心配がなく、長時間稼働できることも特徴です。仕込む経緯としては、例えば家の管理者に近い人物が何気なくあるいは悪意を持って設置するケースが考えられます。マンションの管理人や業者の訪問時、あるいは同居人とのトラブルが背景にあることも珍しくありません。今回の調査で盗聴器が見つかった瞬間、お客様は深いため息をつきながらも「やっぱりあったんですね」と複雑な思いを吐露しておられました。盗聴の疑いは晴れましたが、逆に言えば身近なところにこうしたリスクが潜んでいることを実感されたようです。再び被害を受けないために重要なのは、スマート家電の不審な動作や設定変更がないか定期的にチェックすることです。最近のスマート家電はネットワークにつながっているため、遠隔操作による情報漏洩のリスクも否定できません。パスワードの管理やファームウェアの更新も欠かさず行い、怪しいアクセス履歴がないか確認する習慣をつけることが肝心です。今回の調査にかかった料金は13,000円でしたが、これはあくまでも今回の見積もり金額であり、調査内容や時期によって変動することをご理解ください。盗聴器の種類や設置場所、調査の難易度などにより費用は変わるため、まずはお気軽にご相談いただければと思います。盗聴器の存在は見えないだけに不安も大きいものですが、専門の調査を受けることで安心感を得られるケースは多々あります。もしテレビなどで盗聴の特集を見て不安になったり、日常生活で何か違和感を感じた場合は、一人で悩まずに私たちにご連絡ください。迅速に対応し、丁寧に調査を進めてまいります。皆さまのプライバシーと安心を守るために、今後も真摯にサポートしていきたいと思います。