港区東麻布 盗聴器発見と調査事例

2025年3月、港区東麻布の自宅マンションにて、盗聴器の調査依頼を受けました。相談者様からの連絡は、配偶者が盗聴器を仕掛けた疑いがあるとのことで、電話口では非常に早口でまくしたてるような口調でした。異変に気づかれたのは約2週間前とのこと。弊社に連絡をいただいてから現地到着までは約2時間ほどで対応いたしました。調査の中心となったのは電話機の受話器部分です。盗聴器の中でも、モジュラーコネクタ型盗聴器は設置されやすい機器の一つです。今回も例に漏れず、受話器のモジュラーコネクタ部分に小型の盗聴器が設置されていました。発見までに要した時間は約45分で、迅速な発見が可能でした。モジュラーコネクタ型盗聴器は、その名の通り電話機の接続口を利用して仕込まれることが多く、受話器や電話線ジャック周辺に設置されることが一般的です。よく見つかる場所としては、電話機のほかにもパソコンのモデム周辺や、固定電話の配線ボックスなどが挙げられます。これらの場所は日常的に人目につきにくいため、盗聴器を仕込む側にとっては格好の設置場所となります。仕掛ける人物のケースとしては、配偶者や同居人、あるいは近隣住民など、身近な人物である場合が多いのが特徴です。理由としては、ターゲットの生活パターンを把握しやすいことや、設置の際に不審がられにくい環境が整っていることが挙げられます。今回のケースも、配偶者が疑われているという点でこうした背景がうかがえました。仕込みの経緯としては、電話機の配線を一度外し、モジュラーコネクタ型の盗聴器を間に挟み込む形が典型的です。この方法は設置が比較的容易なため、盗聴器の中でも多く使われています。また、盗聴器本体は非常に小型であるため、外見上はほとんど気付かれません。このため、発見には専門の知識と機器が必要であり、一般の方が気づくのは困難といえます。今回の調査で盗聴器を発見した後、相談者様は呆然とした様子でしたが、すぐに室内の家探しを始められるなど、非常に動揺されているご様子でした。盗聴器が見つかったことで不安が一気に高まるのは当然のことです。こうした場合は、再度の被害を防ぐためにさらなるチェックが必要となります。再被害を防止するために重要なのは、照明のスイッチやリモコンに不自然な改造がないかを調べることです。これらの機器にも盗聴器が仕込まれることがあり、特に無線タイプの小型盗聴器は電源供給が必要なため、電気機器周辺が狙われやすいのです。また、家具の隙間やコンセント周辺、時計やスピーカーなどにも注意を払うことが推奨されます。今回の調査対応料金は8,000円となりましたが、料金は調査内容や時期により変動するため、あくまで今回の見積もり金額であることをご理解ください。盗聴器の発見には専門的な知識と機材が必要であり、迅速かつ適切な対応が求められます。弊社ではお客様のプライバシー保護を最優先に、確実な調査を実施しておりますので、盗聴の疑いがある場合は早急にご相談いただくことをお勧めします。今回の事例では、モジュラーコネクタ型盗聴器の典型的な設置パターンが確認されました。電話機周辺は盗聴器の設置場所として非常に多く、日頃から注意を払うことが重要です。万が一異変を感じた際は、自己判断せずに専門業者に調査を依頼されることが最善の対策と言えるでしょう。安全な生活環境の確保に向けて、弊社は今後も継続してサポートいたします。