港区元赤坂 盗聴器発見と調査事例

「もしもし、あの、家に誰か盗聴器を仕掛けてるんじゃないかって心配で…以前の住人が何か残してるかもしれなくて、すぐ見に来てもらえますか？」と、港区元赤坂のお客さんから電話が入りました。話し方は早口で、少し焦った様子が伝わってきました。２日前から自宅で何か異変を感じていて、特に家具の隙間あたりが気になるということでした。私たちは連絡を受けてから約1時間弱で現地に到着。早速、調査を開始しました。今回の調査場所はお客様の自宅の家具の隙間です。なぜ家具の隙間かというと、筆記具型の盗聴器はこうした狭い場所に仕込まれることが多いからです。筆記具型は見た目がペンの形をしているため、目立ちにくく、ちょっとした隙間や引き出しの中に入れても周囲に違和感を与えにくいのが特徴です。実際、筆記具型の盗聴器は家具の他にも、書棚の本の間やデスクの引き出し、さらには電話機の近くなどに隠されていることがよくあります。調査を始めてからおよそ小一時間で、家具の引き出しの奥に不自然な筆記具型を発見しました。お客さんはその場で家族を呼び集め、安心した様子で「やっぱりあったんだ」と声をあげていました。筆記具型の盗聴器を仕込むケースとしては、前の住人が何らかの事情で情報を集めようとしていた可能性が考えられます。また、知人間のトラブルやストーカー被害の一環として設置されることもあります。どのケースにしても、筆記具型は簡単に持ち運べて使い勝手が良いため、仕掛ける側にとっては便利な道具となっています。筆記具型盗聴器がどうして家具の隙間や電話機周辺に仕込まれるのか、その経緯も説明しましょう。まず、家具の隙間は目につきにくい場所でありながら、音声を拾いやすい環境が整っています。電話機やスピーカーの近くに仕込めば、会話の録音や通話内容の盗聴がしやすくなるため、こうした場所が狙われやすいのです。今回の調査料金は17,000円となりましたが、料金は時期や調査内容によって変動しますので、あくまで今回の見積もり金額としてご参考にしてください。再び被害に遭わないようにするためには、スピーカーやインターホン、電話機の周辺に不自然な配線がないかを定期的にチェックすることが大切です。特にケーブルが途中で切れていたり、新たに追加されたような配線がある場合は要注意です。さらに、家具の引き出しや本棚の中、デスク周りの隙間もこまめに確認すると安心です。今回のように、早めに専門の調査を依頼することで、盗聴器の早期発見と被害の拡大防止につながります。何か気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。私たちは迅速かつ丁寧に対応させていただきます。