練馬区春日町 盗聴器発見と調査事例

2024年8月、練馬区春日町の新築マンションでの調査事例をご紹介します。今回のご依頼は、購入したばかりのマンションに配偶者が盗聴器を仕掛けたのではないかという相談でした。電話口では早口でまくしたてるような口調で不安を強く感じさせる様子が印象的でした。異変を感じてから約1ヶ月が経過しており、早急な調査を望まれていました。

ご連絡をいただいてから約1時間ほどで現地に到着し、まずはご相談者様が特に気にされていた会議用テーブルの下を中心に調査を開始しました。調査は慎重に行い、発見までにかかった時間はわずか15分ほど。テーブル下にLANケーブルの中継機が巧妙に仕込まれているのを確認しました。

LANケーブル中継が盗聴器として使われるケースは意外と多く、特に会議用テーブルやデスク周りで見つかることが多いです。これはLANケーブル自体が生活環境に溶け込みやすく、違和感なく設置できるためです。その他にも、電話機の脇やテレビ裏、ルーター周辺など通信機器が集まる場所も要注意ポイントとして挙げられます。

このような中継機を仕込む背景としては、配偶者間のトラブルや職場での情報漏洩を目的としたケースが考えられます。LANケーブルの中継機は、室内のLAN配線に割り込ませて音声やデータを外部に送信する仕組みで、設置自体は目立たず手軽に行えるため、調査しない限り発見が難しいものです。

調査で盗聴器を発見した直後、ご相談者様は疑心暗鬼の様子で周囲を見回し、改めて安心できる環境を求めていることが伝わってきました。今回の調査では、盗聴器の設置場所だけでなく、再被害を防ぐために部屋全体をくまなくチェックしました。特にプライベート空間であるトイレや脱衣所の隅々まで目視で確認し、他に怪しい機器や配線がないか入念に調べました。

今回の調査料金は28,000円となりましたが、盗聴器調査は時期や調査範囲、発見の有無などによって料金が変動するため、あくまで今回の見積もり金額としてご参考ください。ご相談者様には調査結果とともに、今後の対策や注意点も丁寧にご説明し、安全な生活環境を取り戻すお手伝いができたことを嬉しく思います。

盗聴器の仕掛け方は巧妙化しており、特にLANケーブル中継器を使った手法は目に見えにくいことから、少しでも「おかしい」と感じたら早めの専門調査をお勧めします。今回のように、会議用テーブルの下や通信機器周辺の配線を重点的にチェックすることで、盗聴器の早期発見につながります。皆様の安心を守るために、日常的に部屋の隅々まで目を配ることも大切です。

今回の調査事例が、盗聴の疑いを感じた方々にとって参考になれば幸いです。当社では迅速かつ丁寧な調査を心がけておりますので、疑わしいことがあればお気軽にご相談ください。お客様のプライバシーを守り、安心できる暮らしをサポートいたします。