大田区南蒲田 盗聴器発見と調査事例

「なんだか、テレビの裏のアダプターがやけに熱くなってる気がして……誰かに盗聴されてるんじゃないかって不安なんです」

そんな疑心暗鬼な声で、先日大田区南蒲田にお住まいのお客様からご相談の電話がありました。2日前から違和感を感じていたそうで、すぐにでも見てほしいということで、連絡を受けてから30分ほどで現地に駆けつけました。

現場はご自宅のリビングで、テレビの裏側。お客様が特に気にされていたのは、テレビの電源アダプターが異様に熱を持っている点でした。こうした熱の異常は、盗聴器の電源装置が過剰に動作しているサインであることもあるため、すぐに念入りに調査を始めました。

調査を進めていくと、テレビの裏に設置されていたLANケーブルの中継部分に違和感を発見。LANケーブル中継は、盗聴器としてよく使われる機器の一つで、通信線に巧妙に割り込みをかけて音声や映像を外部に送信する仕組みです。特にテレビ周辺やパソコンの配線付近に仕込まれることが多く、今回のケースも典型的な設置場所でした。

LANケーブル中継が盗聴器として使われる背景には様々な事情があります。例えば、家庭内の会話を盗み聞きしたいという個人的な動機だけでなく、近年ではストーカー被害や職場の不正調査など、より複雑なケースが増えているのも事実です。一般的には、対象の通信線に割り込む形で中継器を差し込み、そこから無線や有線で音声情報を外部に送信することが多いです。仕込む側は、配線に違和感を与えないよう細心の注意を払うため、素人目には発見が非常に難しい場合がほとんどです。

今回の調査では、発見までにかかった時間はおよそ30分。お客様も盗聴器を見つけた瞬間は驚きと安堵が入り混じった様子で、周囲を気にしながらひそひそと話されていました。このような隠し方は巧妙で、素人が気づかずに日常生活を送ってしまいがちなので、違和感を感じたら早めに専門家に相談することが重要です。

また、盗聴器を見つけた後も安心はできません。再び同じような被害に遭わないためには、定期的に専門の盗聴・盗撮調査業者に調査を依頼し、家中の配線や通信機器などをチェックしてもらうことが効果的です。特にLANケーブルや電源周り、家具の隙間やコンセント周辺は要注意ポイントとして、定期的な点検がおすすめです。

今回の調査にかかった対応料金は18,000円となり、調査の内容や時期によって金額は変動することが多い旨をお客様にお伝えしました。料金はあくまでも今回の見積もり金額としてご理解いただければと思います。

盗聴の心配は誰にでも起こりうる問題ですが、早期発見と適切な対処で被害を最小限に抑えることができます。もし、テレビやパソコン周りで異常な熱や不自然な配線が気になったら、まずは私たちのような専門会社に相談してみてください。私たちは迅速かつ丁寧に調査し、お客様の不安を一つひとつ解消していきます。安全な暮らしを守るために、些細な違和感も見逃さず、日頃から注意を払うことが大切です。