大田区南馬込 盗聴器発見と調査事例

数日前から電話にノイズが混じるようになったというご相談を受けました。相談者の方は怒り混じりの口調で、一刻も早く原因を突き止めてほしいとのことでした。調査は2024年9月、大田区南馬込の社宅で行いました。ご連絡をいただいてから約3時間後に現地に到着し、調査を開始しました。

電話のノイズの原因として、盗聴の可能性が疑われるため、慎重に調査を進めました。今回の調査で特に注目したのは、デジタル式盗聴器の存在です。これらは近年、従来のアナログ式とは異なり、小型で発見が難しいため、専門的な知識と機器が必要になります。調査開始から15分ほどで、照明の電球の中にデジタル式盗聴器が仕込まれているのを発見しました。

デジタル式盗聴器は、電池や電源に依存せず、設置場所の電源を利用して動作することが多いため、電球やコンセント周辺に仕込まれているケースが非常に多いです。特に社宅やオフィスなど、頻繁に人が出入りする場所で、目立たない照明器具の中や電源プラグの隙間に設置されることが目立ちます。これらの盗聴器を仕込む人物として考えられるのは、社内の不満を持つ従業員や、外部からの嫌がらせを目的とした者、あるいは情報収集を目的とした第三者の場合が多いです。

設置されるまでの経緯としては、盗聴器を持ち込んだ人物が何らかの理由で社宅に出入りできる権限を持っているか、あるいは隙を見て短時間で設置することが可能な状況が考えられます。特に電球の中に仕込む場合、普通の目視では発見が困難なため、盗聴器の発見には専門の機器を使用した詳細な調査が必要です。

今回の調査で盗聴器を発見した際、相談者の方は苦笑いを浮かべて現実逃避するような様子も見受けられましたが、盗聴器の存在が明らかになったことで、まずは一安心されたようでした。調査後には、再度同様の被害を防止するために、コンセントや電源プラグ周辺の点検を重点的に行うことをアドバイスしました。これらの箇所は盗聴器が設置されやすいポイントであり、定期的なチェックが重要です。

なお、今回の調査にかかった対応料金は11,000円となりましたが、調査の時期や内容によって料金は変動することがございますので、あくまで今回の見積もり金額としてご参考ください。

盗聴器の発見は迅速な対応が求められます。電話にノイズが入るなど、異変を感じた際は早めに専門の調査会社にご相談いただくことをお勧めします。当社では、最新の機器を用い、経験豊富なスタッフが迅速かつ的確に盗聴調査を行っておりますので、安心してご依頼ください。