世田谷区桜 盗聴器発見と調査事例

2025年3月、世田谷区桜の中古マンションにお住まいのお客様からご相談がありました。相談内容は「アダプターが異常に熱くなっている気がする」というもので、異変を感じ始めたのは約1週間前とのこと。お電話口では周囲を気にするように間を取りながら話されており、何か不安を抱えていらっしゃる様子が伺えました。私たちは連絡を受けてから約1時間弱で現地に到着し、迅速に調査を開始しました。

調査場所は中古マンションの室内で、特に目立った異変は見当たらなかったものの、アダプター周辺やその近くにある物品への注意を怠らずに進めました。すると、ぬいぐるみの中に隠されていたボックス型盗聴器をわずか10分ほどで発見。ボックス型盗聴器はその名の通り、箱状の形をしており、電源アダプターに見せかけて仕込まれることが多いです。ぬいぐるみのような生活空間に溶け込むものに隠されているケースも珍しくありません。

ボックス型盗聴器がよく見つかる場所としては、今回のようにぬいぐるみの中、電源アダプター、照明器具の裏側、さらには家具の隙間などが挙げられます。こうした盗聴器は、部屋の中で目立ちにくい場所に仕込まれ、長時間にわたって情報を盗み取ることを目的としています。仕込む人の背景としては、近隣トラブルや家族間の問題、さらにはストーカー行為の一環として行われることも考えられます。特に中古マンションの場合、前の住人や工事関係者が設置するケースも少なくありません。

発見時の現場では、お客様は上擦った声で笑うような反応を見せ、緊張と安堵が入り混じった複雑な心境が伝わってきました。こうした反応は、盗聴器が見つかったことで一旦は安心したものの、これまで知らずに盗聴されていたかもしれないという恐怖心が残るためだと感じます。

今回の調査料金は19,000円となりましたが、料金は調査の内容や時期によって変動することが多いため、あくまで今回の見積もり金額としてご参考にしていただければと思います。盗聴調査は早期発見が重要であり、異変を感じたらすぐに専門の業者に相談することをおすすめします。

また、再被害を防ぐためにチェックしておくべきポイントもいくつかあります。まず、エアコンの送風口や換気口に不審な穴や装置がないか確認してください。こうした場所は盗聴器や盗撮機器の設置場所として狙われやすいためです。さらに、家具の裏や電源ケーブル、照明器具の周辺も定期的にチェックすると安心です。盗聴器は小型化が進んでおり、見つけにくい場所に設置されることが多いため、専門の調査を依頼するのが確実です。

今回の事例を通じて改めて感じたのは、盗聴器は日常生活で身近なアイテムに紛れ込みやすいということです。特に中古住宅に住んでいる場合は、前の住人や第三者によって仕込まれている可能性も否定できません。違和感を感じたら放置せず、早めに調査を行うことで被害の拡大を防げます。私たちの会社では、迅速かつ丁寧な調査を心がけており、今回のように連絡から到着まで1時間弱で対応できる体制を整えています。

盗聴器の発見は精神的な負担も大きいものですが、早期に解決することで安心した生活を取り戻せます。もし似たような異変を感じた場合は、ぜひお気軽にご相談ください。私たちがしっかりとお手伝いいたします。