渋谷区東 盗聴器発見と調査事例

2024年12月、渋谷区東の賃貸アパートにお住まいの方から「実家での会話が漏れているのではないか」というご相談をいただきました。相談者様は約2週間前から、何となく周囲の様子がおかしいと感じており、半ば諦めの気持ちが混じった落ち着かない口調でお電話をくださいました。迅速に対応すべく、連絡から約45分で現地に到着し、調査を開始しました。

調査の中心は天井裏で、特に音声を拾いやすい場所を念入りに確認しました。調査には小一時間ほどを要しましたが、その結果、ボックス型盗聴器の設置を確認。ボックス型盗聴器は盗聴器の中でも比較的目立ちやすいタイプですが、天井裏や壁の隙間、家具の裏などに巧妙に隠されることが多く、発見には経験と慎重な目が求められます。

ボックス型盗聴器が設置されるケースとしては、家庭内の会話を盗み聞く目的で、内部関係者や近隣の第三者が仕込む場合が多いです。特に賃貸物件では、入居者同士のトラブルや近隣住民による嫌がらせが動機となることも少なくありません。また、離婚問題や相続争いなど、プライベートな問題を抱える方がターゲットになるケースも見られます。

盗聴器の設置経緯としては、カーテンレールの裏や窓枠の隙間、天井裏の配線付近に取り付けられることが多く、物理的に目に付きにくい場所に設置される傾向があります。今回のケースでも、天井裏の配線付近に隠されており、普段の生活では気づきにくい状態でした。

盗聴器発見後、相談者様は安堵感からか、やや上擦った声で笑いながら「やっぱりそうだったんですね」と話され、調査の成果を実感していただけました。こうした反応は、長期間にわたり不安を抱えていた方にとっては非常に大きな安心材料となります。

今後の再被害を防ぐためには、盗聴器だけでなく小型カメラの設置も疑い、カーテンレールや窓枠の隙間を定期的にチェックすることが重要です。特に盗聴と同時に映像を監視されているケースもあるため、幅広い視点での防犯対策が求められます。

なお、今回の調査にかかる対応料金は22,000円となりましたが、料金は調査の内容や時期により変動するため、あくまで今回の見積もり金額であることをご了承ください。当社では状況に応じた最適なご提案を心がけておりますので、お気軽にご相談ください。

盗聴器の調査・発見は専門的な知識と経験が不可欠です。不安を感じた際には早めの対応が被害を最小限に抑える鍵となります。今回の事例が、同様の問題でお悩みの方の参考になれば幸いです。