品川区広町 盗聴器発見と調査事例

盗聴器の調査でよく見かけるケースの一つに、デジタル式盗聴器が電球の中に仕込まれているというものがあります。今回の調査事例は、まさにそんな状況でした。品川区広町のマンションで、実家の会話が漏れているかもしれないと相談を受け、深夜に現地へ向かいました。相談者の方は電話の向こうで恥ずかしそうに話されていましたが、不安が強い様子が伝わってきました。

依頼をいただいたのは2024年9月のこと。異変を感じ始めたのは約1週間前で、ご本人も「もしかしたら盗聴されているのでは」と疑い始めたタイミングでした。到着してからは、マンションの一室をくまなく調査。特にデジタル式盗聴器がよく隠される場所を中心に探しました。デジタル式盗聴器はサイズが小さく、音声の圧縮や暗号化もできるため非常に見つけにくいのですが、特に電球の中は電源供給があることから狙われやすい場所です。

調査を始めてから約2時間弱で、電球ソケット内に不自然な機器があるのを発見。分解してみると、まさにデジタル式の盗聴器が仕込まれていました。このタイプの盗聴器は、音声をデジタル信号に変換し、近くの受信機に送信できるため、盗聴者は遠隔から会話内容を聞き取ることが可能です。電球の中以外にも、カーテンレールの隙間や窓枠の裏、小型のカメラが設置されやすい場所も要チェックポイントです。

盗聴器を仕込む人物は様々ですが、家庭内トラブルやストーカー被害、あるいは悪質な業者による嫌がらせのケースが多く見受けられます。中には、相手に気づかれずに長期間監視しようとするため、隠し場所が巧妙になることも。今回のケースでも、相談者本人が恥ずかしさや不安を抱えながらも、早めに調査依頼をしてくれたことが被害の拡大を防ぐ重要なポイントでした。

発見後は、相談者の方から涙声で感謝の言葉をいただきました。こうした瞬間は、私たちもやりがいを感じる一方で、再発防止のためにも継続した注意が必要だと改めて実感します。盗聴器を取り除いた後は、カーテンレールや窓枠の隙間に小型カメラが設置されていないかも念入りにチェックしました。盗聴と同時に映像を監視されているケースも決して少なくないため、このポイントは特に気をつけてほしいところです。

料金に関してですが、今回の調査対応は深夜の緊急対応も含めて28,000円となりました。ただし、調査内容や時期によって料金は変動することがありますので、あくまで今回の見積もり金額としてご参考にしてください。盗聴器の発見は一刻を争うことも多いため、違和感を感じたら早めに専門業者へ相談するのが賢明です。

今回の事例からもわかるように、デジタル式盗聴器は電球の中や目立たない場所に潜んでいることが多く、素人目には見つけにくいものです。もし「最近話した内容が漏れている気がする」「誰かに見られているかもしれない」と感じたら、早めの調査がおすすめです。私たちのような専門の調査員が現地で丁寧にチェックし、不安を取り除くお手伝いをいたします。

まとめると、盗聴器調査で多いのはデジタル式盗聴器の発見、特に電球の中やカーテンレール、窓枠の隙間などの隠れた場所の確認が重要ということ。仕込む人の目的はさまざまですが、どの場合でも早期発見が被害を防ぐ鍵です。今回のように深夜対応も可能ですので、何か気になることがあればいつでもご相談ください。盗聴器の有無を確実に調べることで、安心して生活できる環境を取り戻しましょう。