品川区上大崎 盗聴器発見と調査事例

品川区上大崎の賃貸アパートで、ダッシュボードの隙間からボックス型盗聴器が見つかるという事例がありました。盗聴器の調査依頼は、依頼者の方が「アダプターが異常に熱くなっている気がする」という不安を感じてからおよそ1週間後にいただきました。電話口では苛立ちを抑えた落ち着いた口調でしたが、明らかに不安な様子が伝わってきました。

実際に現場に到着したのは連絡から約45分後です。賃貸アパートということもあり、室内の調査は慎重に進めました。調査は15分ほどで終わり、ダッシュボードの隙間に仕込まれたボックス型盗聴器を発見しました。発見直後、依頼者の方は恐怖のあまり声を潜め、静かにその事実を受け止めている様子でした。

ボックス型盗聴器は、盗聴器の中でも比較的よく見つかるタイプの一つです。形状がコンパクトな箱状であるため、ダッシュボードの隙間や家具の裏、家電製品の裏側などに隠しやすい特徴があります。特に賃貸物件のように人の出入りが多い場所では、侵入者が気づかれずに設置しやすいという事情もあります。

ボックス型盗聴器を仕込むケースとしては、以前の住人や隣人、あるいはストーカー行為の一環として仕掛けられることが考えられます。時には不動産関連のトラブルや個人的なトラブルから、プライバシーを侵害しようとする意図で設置されることもあります。このタイプの盗聴器は、電源を必要とするため、アダプターや配線に異常が現れるケースが多く、今回のように「アダプターが異常に熱くなる」という症状が相談のきっかけになることも珍しくありません。

仕込まれる経緯としては、まず電源供給が確保できる場所を見つけ、その近くの目立たない隙間や裏側にボックス型盗聴器を設置します。盗聴器自体は小型でも電波の送信や録音を行うための機器が内蔵されており、周囲の電源や配線と繋げて動作させる必要があります。そのため、不自然に配線やコードが床や壁に這っている場合は、盗聴器の可能性を疑うべきポイントです。

今回の調査を通じて、再び同じような被害に遭わないためには、日常的に部屋の中の配線やコードの状態をチェックすることが重要だと改めて感じました。特に新品の家電を設置したはずが、知らないコードが増えていたり、配線の位置が変わっていたりする場合は要注意です。また、アダプターが異常に熱くなるといった機器の異変にも敏感になることが大切です。

盗聴器の発見は精神的なショックも大きく、今回の依頼者の方も静かな恐怖を感じておられましたが、迅速な対応で問題を取り除くことができました。調査料金は内容や時期によって変動しますが、今回の見積もり金額は26,000円となりました。ご自身やご家族のプライバシーを守るためにも、少しでも違和感を感じたら専門業者に相談されることをおすすめします。

このように、盗聴器は身近な場所にひそかに仕掛けられることがあり、特にボックス型盗聴器は隠しやすく発見しにくいタイプです。日常の中での小さな異変や不自然な配線を見逃さず、早めに調査を行うことで被害を最小限に抑えられます。私たちの会社では迅速かつ丁寧な調査を心がけており、今回のように45分以内のスピード対応も可能です。安心してご相談ください。