新宿区住吉町 盗聴器発見と調査事例

ストーカー被害に悩む方からの相談がありました。約1ヶ月前から誰かに尾行されている気配を感じ始め、自宅マンションの安全が心配で仕方がないとのこと。電話を受けた際の声は、終始ため息が混じるほど疲れ切っていて、何とかしてこの状況を解決したいという切実な思いが伝わってきました。

ご依頼をいただいてから45分ほどで現地に到着。場所は新宿区住吉町のご自宅で、マンションの一室です。ご相談者様の話を元に、特に怪しい場所として指定された小物入れや花瓶の中を中心に調査を開始しました。調査にかかった時間は約30分。すると、花瓶の底に異物があることを発見しました。取り出してみると、ボックス型の盗聴器でした。

ボックス型盗聴器は比較的大きめで、見つかりやすい形状ですが、意外と花瓶の中や小物入れといった目につきにくい場所に仕込まれることが多いのが特徴です。よく見つかる場所は、花瓶の中や本棚の隙間、家庭用の装飾品の裏、小さな収納ボックスの中などです。こうした盗聴器は、仕込む人の動機によってケースがさまざまですが、ストーカーや恨みを持つ第三者が復讐や情報収集のために使用することが多いです。

ボックス型盗聴器が仕込まれる経緯としては、犯人が被害者の生活圏に何度も足を運び、目立たずに設置できる場所を選んで細工を施します。花瓶のように普段あまり動かさない、かつ中が見えにくいアイテムが狙われやすいのです。また、盗聴器が小型化している現代でも、ボックス型は電池容量や通信範囲のバランスが良いため根強い人気があります。

発見後、相談者様は表情を一変させ、復讐心をあらわにされていました。長期間にわたって自分のプライバシーが侵害されていたことへの怒りと、これからどう対処すべきかを真剣に考えている様子が伝わってきました。私たちとしては、こうした被害を二度と繰り返さないよう、盗聴器以外にも不自然な点がないかをしっかりチェックすることをおすすめしています。

具体的には、照明のスイッチやリモコンに不自然な改造がないか、配線の異常がないかを確認することが重要です。盗聴器は単独で設置されることもありますが、他の家電製品の内部に仕込まれるケースもあります。特にリモコン類は比較的改造しやすいため、注意が必要です。

今回の調査にかかった費用は19,000円でしたが、料金は時期や調査内容によって変動するため、あくまで今回の見積もり金額という形になります。盗聴器の種類や設置場所の広さ、調査の緊急度などによっても異なりますので、気になる方はまずは気軽に相談していただくのが良いでしょう。

今回の事例を通じて、盗聴器発見のポイントや仕込まれやすい場所、チェックすべき箇所についてご理解いただけたかと思います。ストーカー被害は精神的にも大きな負担となるため、一人で悩まず専門家に相談することが何より大切です。私たちは迅速かつ丁寧な調査で皆様の安心をサポートしてまいりますので、何かおかしいと感じたらぜひお声がけください。