杉並区西荻北 盗聴器発見と調査事例

2025年6月、杉並区西荻北にお住まいの方から、玄関の解錠部分に傷がついていることに気づいたとのご相談をいただきました。相談内容は「普段使っていない部屋で何か不審なものが仕込まれていないか調べてほしい」というもので、電話口では切羽詰まった様子が伝わってきました。私たちは連絡を受けてから1時間少しで現地に到着し、調査を開始しました。

調査場所は普段使っていない会議用テーブルの下。こうした目につきにくい場所は盗聴器が隠されることが多く、特にLANケーブルの中継機が仕込まれているケースが目立ちます。今回はまさにそのパターンで、LANケーブル中継が盗聴器として利用されているのを発見しました。発見までにかかった時間は約30分。比較的短時間で見つけられたのは、経験豊富なスタッフが調査にあたったためです。

LANケーブル中継がよく見つかる場所としては、会議用テーブルの下のほか、壁のコンセント周辺や電話線のジャック付近、さらには床下の配線スペースなどが挙げられます。これらは電源や通信回線にアクセスしやすいため、盗聴器を仕込むのに適したポイントです。

では、なぜLANケーブル中継が盗聴器として使われるのでしょうか？仕掛ける側の目的としては、ネットワーク通信を利用して情報を遠隔で盗み取ることが考えられます。職場や自宅の会議内容、プライベートな会話を秘密裏に録音・送信するために、LANケーブルに中継器を装着し、音声データを外部に送信する仕組みです。設置の経緯としては、業者や訪問者を装って内部に侵入し、机の下や配線の隙間にこっそり取り付けることが多いです。

今回のお客様は発見直後、激怒して怒号を上げるほどショックを受けておられました。プライバシーが侵害されたことへの不安と憤りは当然の反応でしょう。こうした被害を再び受けないためにも、盗聴器調査後はコンセントや電源プラグ周辺を念入りに点検することが大切です。盗聴機器は電源を必要とする場合が多く、これらのポイントに隠されやすいからです。

今回の調査にかかった対応料金は19,000円となりましたが、料金は調査の時期や内容によって変動することがあります。そのため、あくまでも今回の見積もり金額として参考にしていただければと思います。

盗聴器の発見は、早期に異変を感じて相談いただくことが何より重要です。今回のように玄関の解錠部分に傷がついていたり、普段使わない部屋で違和感を覚えたりした際は、すぐに専門の調査会社に連絡してください。私たちは迅速かつ丁寧に対応し、お客様の安心を取り戻すお手伝いをいたします。盗聴器調査は一度きりではなく、定期的にチェックすることも再被害防止に効果的です。気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。